The ハンドレッド Season1 あらすじと感想

 
WARNER TVの海外ドラマ「The ハンドレッド」。
U-NEXTで見放題になっていたので、感想など書きながら見ていきます。

第1話

 核戦争によって地球が汚染されてから97年後、生き残った人類は宇宙ステーション “方舟(アーク)”で3世代生き延びてきた。人口増加によって4か月後には宇宙ステーションのリソースはなくなる。
生き延びられるかの調査のため、法を破り囚人となった若者100人が地球へ送られることになった。

 宇宙船のトラブルで予定地点から逸れたものの、98人が着陸に成功。
宇宙船の中でシートベルトを外したふたりは早々に死亡した。
着陸の前にシートベルトを外したらどうなるか分かりそうなものである。

 お姫様と呼ばれるヒロインのクラーク。正義感が強くてかわいらしい。
クラークの父親は技術者で、宇宙ステーションのリソースが4か月で枯渇することを発見し皆に伝えようとしたが、混乱を恐れ周知することを反対した政府に処刑されてしまった。そのことを知っていたクラークも囚人とされていたのだ。

 地球に着陸した後、ハッチを開けると植物がうっそうと茂っていて、大気も問題ないようだ。
クラークは30km離れた場所にあるマウント・ウェザーへ食料を取りに行くことを主張する。
普通に考えたらだれもがそれを選択する気がするが、荒くれ物の囚人たちは従わない。食料を取りに行くのは、クラークのほか、フィン、オクタヴィア、ジャスパー、薬屋の息子モンディの合計5人。

 多くの囚人は宇宙船のあたりで焚火をして言い争いをしている。
腕にはめた通信機から生体データを宇宙ステーションに送っていて、2週間後にも生存が確認されれば、助けが来ることになっている。
身内を処刑されたり自分たちを捕らえた政府に恨みがある囚人たちは、助けは不要だと主張し、通信機を腕からもぎ取りはじめた。
 議長の息子のウェルズは止めようとするが、乱闘で足を怪我した上に、無理やり通信機をはぎ取られてしまう。

 時はさかのぼって、宇宙船が出発する直前、宇宙ステーションでは、議長のセロニアスが工場の清掃員ベラミー・ブレイクに襲われ重体となっていた。
 クラークの母親のアビーは定められた以上の投薬を行い議長を助けるが、議長代理として実権を握ろうとしているケインによって捕らえられ、処刑されることになる。
 処刑される寸前、議長が現れ、アビーは命拾いをした。議長に父親を処刑され恨んでいたベラミーは、宇宙船が着陸した後、議長の息子ウェルズを襲った中心人物でもある。クラークと行動を共にしているオクタヴィアの兄だ。

 食料を取りに向かった5人は途中でシカを発見し生き物の存在に喜んだが、向きを変えたシカの顔は核汚染により奇形していた。
 途中で見つけた大きな池では、泳いでいたオクタヴィアが巨大な生き物にさらわれそうになるが、生き物の注意をそらしている間にジャスパーが助けることに成功。オクタヴィアはジャスパーのことを見直したようだ。
 食料が保管されているマウント・ウェザーの近くへ到着した5人だったが、一足先に川の対岸へ渡ったジャスパーは何者かに殺されてしまった。

第2話

 1話の最後で何者かに襲われたジャスパーの悲鳴が聞こえた。完全に殺されてはいなかったのだ。
急いで現場へ向かうクラーク達4人。ジャスパーの姿はなく、何者かによって連れ去られたようだ。

 宇宙ステーション ”アーク”では、議長のジャハ(セロニアス)とともにアビーが地球から送られてくる信号を見ていた。他の23名とともに、息子ウェルズの生体データが通信終了となっていることに議長は愕然とする。アビーは全員生きていると励ますが、ケインは誤った計画であり助けを送る必要はないと主張する。

 宇宙船のキャンプでは、囚人たちが騒いでいる。
議長の息子ウェルズは、最初に死んだ2人の墓を作って弔った。貴重な2人の服を手にするが、ベラミーに奪われてしまう。
 女性の腕を焚火に押し当て、苦痛のデータを宇宙ステーションに送ろうとするマーフィーと乱闘になるウェルズ。ウェルズがマーフィーを取り押さえたところで、クラーク達が帰ってきた。

 地上で生き残った人間がいて生存できること、ジャスパーがヤリで突かれ連れ去られたことを伝えた。ウェルズ他23人のリストバンドが外されたことを知ったクラークは、アークでは生きていけないこと、地上で暮らすことができることを宇宙ステーションに伝え、助けてもらう必要があることを主張した。

 宇宙ステーションでは、クラークの母アビーが議長ジャハの治療をしていた。
人口の増加により二酸化炭素除去装置が追い付かず、4か月後には宇宙ステーションは崩壊することを危惧する議長。地上にいる若者たちが希望だとアビーは伝える。

 アビーと入れ替わりで、ケインがやってきた。
議長は、自分を救ったアビーを処刑しようとしたこと、自分が死ねば代わりに議長となるケインが得をする立場だと伝える。あなたを暗殺する気はないと言いケインは部屋を立ち去った。

 ジャスパーを助けるために準備をするクラーク。ウェルズ、ベラミー、マーフィーと合計4名で救出に向かう。ベラミーとマーフィーはクラークの通信機を外し、救出隊が来ないようにする目論見だ。

 宇宙ステーションの整備士レイヴンが船外活動から戻った。
宇宙ステーションから飛び立った宇宙船の存在に気づき、不審に思っていた。
着替えて彼氏のところへ向かおうとしたが隔離されてたため、状況をアビーに問いただす。
返答をもらえないレイヴンは、飛び立った宇宙船の正体を暴くと言い残して去る。

 アビーが地上との通信を試みているところ、レイヴンが盗み聞きをしていた。
レイヴンは地上の若者たちは死んだのではなく、通信機を外しただけだと言う。
4か月先の宇宙ステーション崩壊を防ぐため、無実の200名を処分して人口を減らす計画について、政府の要人7人により投票が行われた。賛成はケイン含め3人、反対はアビーを含めた3人、ジャハ議長が棄権したため、投票は10日後に持ち越された。

 アビーは、レイヴンに4か月後にはアークの生命維持装置が限界を迎えることを話した。
次の投票の10日後までに地上で生存できることを証明するため、自分を地球へ送るよう、宇宙船を整備するように依頼をした。レイヴンは自分も連れていくのなら整備をすると答えた。地上にいる彼氏に会うためだと言う。地上にいるフィンのネックレスは、レイヴンのものと同じだった。

 ベラミーとマーフィーがクラークに通信機を外すよう脅しているところへ、一旦は救助を断ったフィンが来て、クラークとフィンが別行動をすることに。ふたりは川を渡り、ジャスパーの血痕を発見する。
 5人で合流し血痕を追うと、木に縛り付けられたジャスパーを見つけた。黒豹がベラミーに襲い掛かるが、ウェルズが銃で倒した。5人はジャスパーを助け、食料として黒豹を持ち帰った。

 オクタヴィアは青く光る蝶を追いかけ森の中へ入っていく。ベラミーから妹オクタヴィアの面倒を見るように言いつけられたアトムがあとを追いかけ、ふたりは森の中でキスをする。
 ベラミーに見られたアトムは木に吊るされ置き去りにされてしまう。
 それを仮面をかぶった人物が見ていた。

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